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東洋のススメ 春の養生法 その1

 

みなさん、これから季節に応じた養生法をお伝えしたいと思います。

 

 

当院の鍼治療というのは東洋医学に基づいた治療法のため、集まる多くの方々が

 

病院で症状の改善が見込めなかった方々が大半です。

 

また季節の気候なども病状に大いに影響を与えてくるため

 

当院では「気象学」も重要視しています。

 

 

 

1月の冬至から2月の春分に向かいこれまで陰陽の「陰」が旺盛だったものが「陽」に転化されます。

 

この春分の日に「めまい」「のぼせ」「片頭痛」「肩こり」など毎年2〜3人ほど受診されます。

 

 

また「陰」から「陽」への転化について具体的に、簡単に説明すると

 

 

「陰」をコップの水と考え、「陽」を炎と捉えてください。

 

1年で「陰」と「陽」は推移します。

 

春は炎が盛んになり、コップの水量が減ります。

 

夏は炎が最も盛んになり、コップの水量は最も減ります。

 

秋は炎が弱り、コップの水量が増えて来ます。

 

冬は炎が最も弱り、コップの水量が最も増えます。

 

炎が強ければコップの水量が減り、コップの水量が多ければ炎が衰えます。

 

 

このように炎とコップの水のバランスで季節の陰陽のバランスをとっています。

 

 

 

春の天候としては、春は炎が盛んになり、コップの水量が減るので

 

 

正常なら「やる気」が出ます。

 

 

しかし、炎の状態が盛ん過ぎると「イライラ」が強くなり陽気が盛んに

 

なり過ぎることによって「のぼせ」「めまい」「片頭痛」など体の上部に

 

つき上がる様な症状を呈して来ます。

 

また「イライラ」が進むと「不眠」「興奮状態」となり

 

「気をふさぐ」状態、いわば「うつ症状」が発生することもあります。

 

こういった状態を東洋医学では「肝気旺盛」と考えます。

 

この肝気にまつわる話についての詳細はまた別に機会を作るとして

 

ここからは具体的な春の食養生をお伝えしますので

 

「肝気旺盛」に当てはまる方は参考にしてください。

 

次回へ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 2021.01.25

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