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この度、院長がコラムを始めました〜不育症編〜

「授かった大切な命をしっかりと育てる」

 

 

現在、流産の経験がある女性は4割。

 

16人に1人が流産や死産を繰り返すという調査結果が出ています。

 

妊娠は出来たけど、お腹の中で育てていく事は決して簡単な事ではありません。

 

また加齢や、不妊症に悩まされていた方ではその流産割合は更に上昇します。

 

お腹の中で赤ちゃんを育てることが出来ない「不育症」

 

その理由ははっきりしています。

 

 

1)赤ちゃんを育てるママのカラダの環境が適していない

 

2)妊娠症状によるママの心理的影響

 

 

東洋医学に基づくエクラムの考えでは、

 

赤ちゃんを育てるのに重要なのはママの心とカラダの状態。

 

1)に関してはいかにママの正気(元気度)

 

肝・腎のバランスがどれだけ充実しているかがカギとなります。

 

妊娠中は赤ちゃんの育ちたい力(腎の補給)

 

ママの赤ちゃんを支える力(正気、腎の充実度)とのせめぎ合い。

 

ママの正気や、腎が弱れば赤ちゃんを育てることは出来ません。

 

切迫早産などはママの腎の弱りによって生じると考えられています。

 

また肝の緊張が高まれば頭痛や首・肩コリが発生します。

 

この状態では、肝が高ぶることで腎の働きを抑え込み

 

赤ちゃんの育成に障害が出てきます。

 

この様にママのカラダは肝・腎のバランスが取れている事と、

 

正気が充実している状態が安定した赤ちゃんの育成に繋がります。

 

そして2)のママの心理的状態は赤ちゃんにとても影響を及ぼします。

 

 

ママと赤ちゃんは一心同体。

 

 

ママの不安はまだ脆弱な赤ちゃんへと伝わります。

 

先日も当院で不妊治療をしていた患者さんが

 

めでたく妊娠となったのですが、後に双子と判明し、

 

ママはその双子を体調的にも経済的にも育てていけるか不安になり

 

3日間不眠状態となり、流産してしまった事がありました。

 

これには私も管理が不十分であったと反省しております。

 

 

エクラムではうつ病や、パニック障害などで

 

お困りの方々が数多く来院され、改善し、社会復帰されています。

 

東洋医学でも深いところを動かせるような治療技術が

 

伴ってくるとカラダだけではなく、心も整えることが出来ます。

 

先程の患者さんももし管理が行き渡っていれば

 

悲しい結末を迎えずに済んだかもしれない。

 

 

それだけ妊娠中というのはデリケートな状態にあると言えます。

 

当院では数多くの妊婦さんを出産までサポートしてきましたが

 

流産や死産となってしまったケースはこれまで3件。

 

 

この様な不幸な現実を迎えさせないためにも重要となるのが

 

 

「良質な土壌形成(体内環境と)精神面の安定」

 

 

エクラムでは不育症に対しこの様に考えています。

 

「授かった大切な命をしっかり育てる」ためにも

 

心とカラダの両面からママをサポートし、

 

花を咲かせる(妊娠)ためには土壌(体内環境)から

 

という言葉を信じて本当に良かったと思っていただけるよう

 

デリケートなママをバックアップしていきたいと考えています。

  • 2025.04.10

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